呟きシチロー
穴子氏が心地よい低音ボイスで自信満々に紹介するこの不織布マスクは、通常とは少し違っていた。
まず、マスク自体が一枚の不織布では無く、上下2分割に分かれていた。
そして、その2枚の不織布をワイヤレスのスイッチで開いたり閉じたりする。
その機械部に当たる部分は、最先端の技術によって小型軽量化され、顎の先にセット出来る様になっていた。
「このように、上下の不織布を開く事によって、マスクを外す事無く食事をする事が可能になります。」
「成る程、良くできたマスクだね。穴子君、ナイスアイデアだよ。」