【WEBTOON】断食魔女と肉食神官~拾った子供が聖女に選ばれた魔女のお話~【コミカライズ】
「良いですよ、神官様。その子は決して謝りません。わたしも謝ってほしいとは思いませんし」
「ほらね、セドリック様。本人がこう言っているんです。わたくしは何も悪くないでしょう?」
己の非をどうしても認めたくない彼シャーリーは、鼻息も荒く、神官様へと詰め寄っていく。
「そうですか。――――でしたら、シャーリー嬢は、私のことも卑しいと――――そんなふうに思われていたのですね?」
その瞬間、周囲の空気が俄にピリついた。
神官様らしくない発言。
神官様らしくない雰囲気。
そのあまりの冷たさに、憎悪の対象でないわたしまでシャーリーと一緒に震え上がってしまう。
「そっ、そんな! わたくしがセドリック様に対してそんなことを思うだなんて、ありえませんわ!」
「え? けれど私は、貴女の言うところの『卑しい血』が混ざっておりますよ? それについてはどう思われますか?」
「そ、れは……」
シャーリーは見るからに狼狽えている。彼女は顔を真っ青に染め、視線を左右に彷徨わせていた。
「ほらね、セドリック様。本人がこう言っているんです。わたくしは何も悪くないでしょう?」
己の非をどうしても認めたくない彼シャーリーは、鼻息も荒く、神官様へと詰め寄っていく。
「そうですか。――――でしたら、シャーリー嬢は、私のことも卑しいと――――そんなふうに思われていたのですね?」
その瞬間、周囲の空気が俄にピリついた。
神官様らしくない発言。
神官様らしくない雰囲気。
そのあまりの冷たさに、憎悪の対象でないわたしまでシャーリーと一緒に震え上がってしまう。
「そっ、そんな! わたくしがセドリック様に対してそんなことを思うだなんて、ありえませんわ!」
「え? けれど私は、貴女の言うところの『卑しい血』が混ざっておりますよ? それについてはどう思われますか?」
「そ、れは……」
シャーリーは見るからに狼狽えている。彼女は顔を真っ青に染め、視線を左右に彷徨わせていた。