きっと忘れない
祝福されない妊娠
中学2年生の春、初潮がきた。

その途端、妊娠出来る身体になったんだとゾッとした。

わたしに生理がきても、お父さんは避妊をしてくれなかった。

お母さんはわたしの身体に無関心だった。

最初の頃の生理は、バラバラだったけど、1年も経つと定期的にくるようになった。

その頃から、お父さんは腟内射精もするようになった。

そうして、わたしは妊娠した。

妊娠をしたとお母さんとお父さんに言ったが、

「いらないわよ、子どもなんか」

お母さんは冷たく言い放ち、

「なんで妊娠するんだよ!」

お父さんはわたしを睨んだ。
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