心の温度

かなり広いフロアだ
「亮〜大ちゃんの親友の真野さんと彼女で経理の北川さんを、連れてきたよ〜」

「うん。ちょっと待って!今、パソコン設置してるから〜。ヨイショ!あ、すみません。」と言ってこちらへ歩いてきた佐藤リーダー。

何だか社長室からここまでイケメンばっかり!

どうなってるの佐藤建築工業〜
「はじめまして!真野さん 佐藤 亮です。」
「はじめまして真野です。」
「貴方が経理の北川さんですね。よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします」
「亮、お2人ともシングルなんだけど4歳のお子さんがいるから〜 そして恋人同士ね。」
「4歳かぁ〜。可愛いでしょうね。そして恋人同士なんですね。了解です。」


「樹兄〜プロジェクトの就労規則の、サインは初顔合わせで、いいんだよね〜」
「ああ、初日に人事部と総務部が入って書類記入すると思うよ。それからプロジェクトの説明開始だろ?」
「はい。専務」
「じゃあ、今日はこれで2人は帰るよ〜」
「はい!じゃあプロジェクト発足初日にまたお会いしましょうね。」
「はい。では失礼します。」
「失礼します」
「じゃあな亮」
「うん。大ちゃんもおじさんも今日はコッチ?」
「ああ、もうおばさんと真央ちゃんとユウはウチにいる」
「わかった」
< 166 / 330 >

この作品をシェア

pagetop