心の温度
啓太が
「お父さん、今度ね、運動会があるんだよ」

「そうかぁ…啓太、お父さんはお仕事で
運動会へ行けないんだけど頑張れ」

「うん…頑張る…」と落ち込んだ啓太。

「ごめんな」と言って啓太の頭を撫でた。

「うん…」

「あっそうだ、彩音。
明日さ、お前に大事な話しがあるから
出来るだけ早く帰って来てよ」

「うん。わかった」

「啓太のお迎えは俺が行くし」

「うん。ありがとう」

「明日はお父さんがお迎えに来てくれるの?」

「ああ」

「ヤッタ!」

「じゃあ啓太、歯を磨いて寝るか。」

「うん」

2人は啓太の部屋へ入って行った…

純一は半年くらい前から啓太と寝るようになった。

週に2日しかいないのに…私に対しては冷たい。

私の何に不満なのかも分からない…
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