笑顔が消える
穏やか②

ミネラルウォーターを持ち
ぼぉーっとしていたのか
いつの間にかシャワーを終えた
暁さんが隣にいて
持っていたミネラルウォーターを
取られてゴクゴクと飲まれた。
えっと 見上げると
ん?と暁さんに
ドキリとなり首を横に振る

暁さんは、ミネラルウォーターを
テーブルに置くと
私を立たせて抱き締め
「緊張してる?」と。
頷くと
「俺も。」
嘘っと、暁さんの胸の中から
顔をあげると

手を心臓の所に持っていかれ
ドグっドグっと早く音をたてる
暁さんの心臓。

顔をあげると
「ね。」と言う暁さんに
思わず笑顔になると
「抱いても良い?」
と、固い声の暁さんに
頷くと。

手を繋がれて寝室らしきドアへ。

ドアを開くとダブルサイズのベッド?
クローゼット、ライト
窓にはカーテンがしかれていた。
モノトーンで統一された部屋だ。
暁さんらしい。

暁さんから
「彩代、愛してる。
ずっと、俺と一緒にいて欲しい。」
と、言われて
なんども頷きながら
「·····は···いっ····」
と、言うと
「ありがとう。」
と、言いながら沢山のキスを
してくれた。

優しいキスに翻弄されていると
抱き上げられてベッドに
下ろされて
上から暁さんが見つめる

暁さんの瞳は愛しそうで·····
妖艶で······

思わず手を伸ばし
暁さんの頬に触れると
その私の手を手を重ねて
再びキスを
おでこ、まぶた、鼻
頬へ······

唇から首へと下りて行く時には
頭がふわふわと······

気づくと下着以外着ていなくて
驚き戸共に胸を隠すと
「彩代、きれいだ。」
と、言われて首を横にふる
胸先に唇を寄せられ
ビクンとなる。

あまがみされ吸い上げられ
「·······んんっ·····」
片手は、胸を揉み上げられながら
唇で翻弄され
片手は、お腹や足を撫であげられ
中心へ
下着も取られ
暁さんも裸に
暁さんの絞まった身体を見て
恥ずかしくなるが
どんどん進んでいく暁さんに
翻弄されて
暁さんが中に入ってきた時には、
ぐったりしていて
「······んっ····フゥ········ん····」
「くっ·····ハァ······んっ····
 たま···らな··いっ···さよ·····の····なかっ····」
と、言い
「ごめん。」
と、言うと
深く浅く 暁さん動きが早くなり
「アァん····んっ······」
「うっ······んっ·····」
二人で果てて抱き締め合う
「·····だい····じょうぶっ·····」
と、訊ねる暁さんに
頷いてから
「できた?」
と、訊ねる私に
暁さんは、ん?と一瞬
それから、満足そうに笑い
「とっても、気持ち良かった。
ほら。」
と、私の足に誇張した
自身をくっつけてきて
「きゃっ」と、真っ赤になっていると
「きゃって、言われても
気持ち良いものは·······
「暁さん。もう、黙って。」
と、暁さんの口を抑えると
暁さんは、にっこりして
私の指を舐めた。

もぅ。と思った時には
暁さんが私の中に入ってきて
私の身体は直ぐに熱を持つ。

頭が真っ白になるまで
暁さんに翻弄され
プカプカと浮く感じに目を開くと
湯船に。

ましてや、暁さんの膝の上に
恥ずかしさで
どうにかなりそうな私に
「彩代、ごめん。
   抑えがきかなかった。」
と、言うから
首を横に振りながら
「恥ずかしい。」
と、言うと
「初めて?」
と、言われ
うんうん、と頷く。
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