それ行け、ぽっくん!!
「アカネちゃんは、その後、どうなの?」

ねーさんに言われて、固まる。

誉くんはニコニコ笑っているけど…

「どうって…」

ボクは返答に困る。

塩野さんとは、度々ご飯を食べに行くくらいで。

ボクが塩野さんといると居心地がいいけれど。

塩野さんは全くといっていいほど、恋愛感情なんてないと思う。

「…ボクと塩野さんは何にもないから」

そう言うのが精一杯だった。

そのうち、にーさん達が帰って来て、部屋に荷物が入る。

その後、ねーさんの荷物を取りに行く。

それはねーさんとボクと班長が行った。

その間に家電が届けられたり、大変なスケジュールだった。
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