推しに出会い今がある
ー次の日

正直学校には行きたくなった

昨日の今日だからね
さすがに怖い

夜眠れなくて起きたの7時
自分で起きてきて
しかも7時
あんた熱でもあるんじゃない?ってお母さんに言われる始末。

ー7時40分

「いってきまーす…」

「あんたいくら早く起きようがこの時間に出るんじゃ意味無くない?まぁとりあえず行ってらっしゃい」

……………………。
すみませんね
こんな娘で。と、思いながらとぼとぼ歩いて登校

「相変わらずきついわこの階段」
と、いつもの言葉を吐き

学校へ到着

ガラガラガラ…

…………。
私は聞いちゃ行けないことを聞いてしまった。
下駄箱には2人外を見て話していた
それは今瀬と井馬だった。

「ざまーみろよねw」
「ほんとそれwちょーしに乗るのが悪いw」
「あれ入れたのウチらだとは思ってないだろ」
「うんwウチが左利きで良かったわw」

と言う会話をしていた

私は左利きだ。
それと同様、井馬は左利きだった

やっぱりか…と

とりあえず荷物を机に置いた
私の席は神席ではあった
ベランダ側の1番後ろだった

教科書とかをしまい、席について
私の時代にものすごく流行っていた野いちごの小説を読んでいた。

でも内容が入ってこなかった。
周りの女子の目線がものすごく伝わってくるから
何を言われているかもわかっていた
しかし、気になるものは気になる


キーンコーンカーンコーン

「はーい。席座れー。プリント配るから後ろに回せよ!」
と先生。

前に座っていたのは私の少し苦手なタイプな子だった。

チラッとこっちをみて
少しニヤッとし前を向いた。

回ってきたプリントを、受け取ると

紙を少しクシャッとして

「あ、ごめーんw紙クシャってしてしまったw」
と一言。

絶対にわざとだ。

そう思うだけ

「あ、全然大丈夫だよ!」


「ふーん。」

ふんっ!っと面白くなさそうに前を向いた


それ以外は特に何もしてこなかった。
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