【完全版】妹が吸血鬼の花嫁になりました。
「まあ、こっちはこっちで話しましょ」
二人の友人を生暖かい目で見ていたら有香が切り替えて話し出した。
「昨日も話したけど、土曜に引っ越しするなら金曜の放課後にどこかでお別れ会するしかないわよね?」
「うん、そうだねぇ」
昨夜SNSで最後に話していた内容がそれだった。
金曜の放課後にお別れ会をするのは全員一致ですぐに決まったんだけれど、場所をどこにするのかがなかなか決まらなかった。
カラオケ、ファミレス、ショッピング。
案は色々出て来るんだけれど、話せば話すほどこっちがいい。いや、やっぱりこっちがいい。と迷走していったため今日学校で話そうという事になったんだ。
「どこにしようか? やっぱり私は買い物がしたいんだけど……」
引っ越しするにあたって買い足したいものもあるし、と付け加えて話していると、有香は「その前に」と話を中断させた。
何よ? というように彼女を見ると、ジトリとした眼差しを向けられる。
な、なに? 私何かマズイ事でも言った?
僅かに怯んだ私に有香は思いもよらなかったことを口にした。
「浪岡君、登下校中も護衛としてついて来るんでしょう? ってことは、お別れ会には浪岡君も一緒に来るってことになるよね?」
「…………!!!」
数拍停止してからその事実に思い至った。
そうだよ!
二人の友人を生暖かい目で見ていたら有香が切り替えて話し出した。
「昨日も話したけど、土曜に引っ越しするなら金曜の放課後にどこかでお別れ会するしかないわよね?」
「うん、そうだねぇ」
昨夜SNSで最後に話していた内容がそれだった。
金曜の放課後にお別れ会をするのは全員一致ですぐに決まったんだけれど、場所をどこにするのかがなかなか決まらなかった。
カラオケ、ファミレス、ショッピング。
案は色々出て来るんだけれど、話せば話すほどこっちがいい。いや、やっぱりこっちがいい。と迷走していったため今日学校で話そうという事になったんだ。
「どこにしようか? やっぱり私は買い物がしたいんだけど……」
引っ越しするにあたって買い足したいものもあるし、と付け加えて話していると、有香は「その前に」と話を中断させた。
何よ? というように彼女を見ると、ジトリとした眼差しを向けられる。
な、なに? 私何かマズイ事でも言った?
僅かに怯んだ私に有香は思いもよらなかったことを口にした。
「浪岡君、登下校中も護衛としてついて来るんでしょう? ってことは、お別れ会には浪岡君も一緒に来るってことになるよね?」
「…………!!!」
数拍停止してからその事実に思い至った。
そうだよ!