私は女の子にはなりたくない
 「はい、白乃。ミルクいちごティーと醤油ラーメンね」

 耳元で声がした。

 実李・・・。もう帰ってきたんだ。

 マンションの27階にあるレストランに来ていて、料理を実李、弥香、隼人、凛々にとってきてもらっていた。

 危なかったねーと言う視線を鈴に向ける。

 わざとらしい程にスマホをガン見していた。

 珍しく焦ってんだなぁ。

 「鈴?大丈夫?」

 凛々が不審に思ったのか鈴の顔を覗き込んでいる。

 うわー、やめたげて・・・・・・。
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