売られた幼女令嬢は、冷酷な妖精王と(元)騎士団長パパに溺愛されてます

2話

マリエルは翌日から、魔獣の世話に大忙し。
そんな時、大型魔獣・イービルベアが突然、大暴れし、調教師の制止も聞かず負傷者も出る。アイザックはやむなく殺処分を命じる。
だがマリエルは、イービルベアが「痛いよ」と泣いていることに気づく。「どこが痛いの?」と尋ねると、「喉に栗のイガが刺さったよ」と答える。マリエルはアイザックが止めるのも聞かず、イービルベアに口を開けさせイガを取ってやる。
人間には理解できないはずの魔獣の言葉がわかるマリエルに、一座は大興奮。団員たちはマリエルに一目置くようになる。
もふもふ魔獣たちも、自分たちを理解してくれるマリエルに、すっかり懐く。魔獣語がわかる才能が開花し、魔獣の調教も任される。
アイザックの溺愛と団員たちの絶大な信頼。そしてもふもふ達の愛情いっぱいで、マリエルは幸せだ。
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