【SR】松嶋家の『殺意』
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「ん…んんっ…うっ…」
息苦しさと猛烈な吐き気に襲われ
て、茂男は目を開けた。が…
「痛っ!」
眼球に突き刺さる何かに痛みを感
じ、再び目を閉じる。
顔面を覆っている物を払いのけ、
横たわっていた身体を起こしてみ
ると―――
傍らには、魚の骨やら玉ねぎの皮
やら……
「何だよこれ!?
何で生ゴミが顔の上に乗っかって
んだよ!」
憤慨する茂男の前に、浮浪者が立
ち塞がった。