Death Contract‐死神の契約‐
呼び掛け
―「全く。僕を呼び出すなんて、君も偉くなったもんだね」

「……何言ってんだ、チビ」


レオは眉をひそめながら、クロラを見た。


「で?何の用なのさ」

「…至急、No.6からNo.15までの死神を全員集めてもらいたいんだが」

「っ!?何て事言ってるんだ!」

「勿論、無理を承知で言っている。お前ならそこらに精通しているだろう」

「無茶だよー…。No.8のジャックは地下だしね」

「No.8以外は地上だろ?」

「うぅー…。分かったよ、集めるよ。君の事だから、何か考えがあるんだろう?」

「ああ。俺の名は出すなよ」

「どうして?」

「No.6とは犬猿の仲だからな」
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