線香花火


あぁ、やっぱり僕は肝心なところがダメなんだな。


ちゃんと伝えたかった僕の気持ち。


なんとなく限界なんだなって感じた。


もう、会えないんだって直感がそう伝えているような気がした。


約束したのに守れなかったな。


彼女はきっと怒っているに違いない。


彼女はきっと…泣いているに違いない。


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