月下の君には秘密です。
○もうひとつのプロローグ○


○もうひとつのプロローグ○


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あれは…、

過去なのか未来なのか――…



俺たちは二人は

いつか
遠いどこかで、


もしかしたら

ひとつの体で、
ひとつの心で、

たった「ひとつの命」だったのかもしれません。


二人で、
ひとつの存在だったのかもしれません。



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