午後2時のカフェオレモーニング

🍃6月16日


この日も男性は2時過ぎに来店した。

「えーっと・・・」

「起きられなかった?」

「あー・・・はい。」

「昨日と同じでいいのかしら?」

「あー・・・はい。」

「仕方ないわね。ちょっと待っててね。」

「・・・すみません。」


男性は私の好きなグラスを太陽にかざして少しだけグラスを揺らして楽しそうに光の揺らめきを見ていた。

「どうぞ、召し上がれ。」

「・・・すみません。」

「あの~、聞いてもいいかしら?」

「あー・・・はい。」

「いつもこのくらいの時間にしか起きないの?」

「あー・・・はい。」

「フフフ、あー・・・はい、ばっかりね。」

「あー・・・はい。」

「フフフ、まあごゆっくり!」

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