最愛の義妹へ。 ~あの夏は、君の過去を知らない~


「いや、ちょっとくらい休憩しようって」

「そうそう。体壊したらライブどころじゃないんだしさ」

「あ~あ、女の子と遊びに行きた~い。

リフレッシュしたいよぉ」

休憩したいというのはまだ理解できる。

体を壊さないようにというのも分かる。

だが、最後の準の言葉は聞き捨てならない。

「は?何言ってんの?

そんな軽率な発言しないでくれる?グループ全体の品位が疑われる」
< 42 / 58 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop