ささえ
私の幼馴染みは〜琴里〜
私、河合琴里は、今日、休みなので、幼馴染みと遊んでます。
何してるときかれますと4人でアニメ見てはしゃいでます。
「ねえみた〜今のすごくな〜い!」「そうそう本当に佐奈ちゃん可愛すぎ〜!」うんうんと3回コクコク。佐奈ちゃんとは、今アニオタに人気の「消える魔法」の主人公。
でも、この楽しい時間はもうすぐ終わる。コツコツコツ。やっぱり。バンッとドアが開き「そろそろ4人共宿題しなさーい!」と優のお母さんに言われた。
「やだ〜、あと少しだけ〜」と優が言うと私以外の2人がコクコクと頷くとおばさんは、リモコンを手に取ると赤いボタンをポチッ。
あっ消されちゃった。「あ〜けけけされた〜。今いいところなのにー。」と蓮が言う、と「だめ。子供じゃないんだから!もう高校生でしょ!」「わかった。」と星が言う。
おっ今日は認めるのはやーい。いつもなら「やだ」と駄々こねるのに。
「でも宿題終わったら観ていいよね!」どうせ見るんだ。ははは。
で、それから勉強おを始めて10分後。「あーもうわっかんない!」と3人脱落。
「だめだよ。明日で休み終わりでしょ。だからこそ今日中に終わらせないと」
と私が言うと3人息を揃えて「最悪〜」と言った。そんなちょっとした揉め事をしていると、
優が口を開いた。「でもさ、そんな事言ってる琴里はさっきから何やってるの?宿題やってる様には、見えないけど」と言うと、他の2人もうんうんと頷いた。
「何って、生徒会の仕事だけど。それに宿題はもう終わってるの!」そうなの。私、アニメとか漫画とか読んでるけど頭は、悪い方ではない。
「いつの間に!」とおどろいている3人に自慢をしている間にもう6時30分を越えていた。
やばいと思い「もう帰るね!」と言うと、「え〜ダメ。僕たちの宿題終わってから帰って。」と優が言う。えっなに言ってるの!この3人に勉強教えるの?嫌だなぁ。だ、だって・・・・・・。
「ねえここ何?」「だからここはこうでここはこうだって。」「琴里〜ここ分かんないー」「ここは、ここは!」そう、この3人に勉強教えるのは、地獄。
教えても、教えても覚えないの!もう同じ所を何回言えばいいのと思う。あ〜帰ったらやる事あるのにー。
「琴里。ココなんだけど、こうしても上手くいかないんだけど。」へっ。「ココは、こうしないとできないよ!」もう無理〜てか、もうあれから1時間経ってるよ。
なのになのに1人、なんとなんと10ページある中5ページしか終わってません。ショボン。あと何時間付き合えば抜け出せるの?                                                          
それからもう1時間合計2時間で終わり、もう8時30分くらい。あ〜やっと地獄から抜け出せたー。と思いながら家に帰る。
「ただいま〜」と琴里がいうと、奥から「おかえり〜。遅っかったね。」という声が聞こえた。いつものように。
中に入り手を洗ってからソファでくつろいでると一緒に住んでいる河合翔が「こないだも言ったかもだけど、明日から1ヶ月間仕事で居ないから。お留守番頼もうと思ってたんだ。」
うん。それなら前にも聞いた。だけどそれに続けて言った。「けど、3人ともこの家に1か月間来てくれるらしいから」と言った。3人というのは、優、蓮、星のこと。・・・。
「ん。えっ待って、今3人が家に来るって言った!」と聞くと「うん」と頷いた。私は、頭にハテナマークを浮かべる。だって・・・3人が来たらこの家すごい事になるんだよ。
どうなるかって、第1、うるさくなる。これが本当にうるさいの〜。でも諦めるしかない。「そっか。来るのは、明日から?」と琴里が聞くと
「そうそう明日、学校帰って来てから来てくれるって言ってた」明日からか〜。「よし、頑張ろう」?と頭の上に乗せている翔。それにきずいてない琴里は自分の部屋に戻って行った。
   ・・・ん。河合翔が誰?言ってなかったね。河合翔というのは、私の叔父でパパの弟なのパパと歳が離れていて10個も離れているそう。翔兄は今年で28歳。今は27歳なの。
だから私とは、約12歳、歳が離れている事になるね。
パパは翔兄と10歳離れているなら今は38歳かな。というのも、私は、翔兄と2人暮らしをしている。なぜなら、私の親共に、他界している。交通事故で亡くなった。




〜琴里の悲しい思い(琴里の過去)

約8年前にさかのぼる。琴里は当時2年生。
その日は、大雨で雷が鳴っているくらい。みんな親が引き取りにきてる中、琴里の親は来なかった。
すると「ことちゃんは帰らないの?。」とちょうど迎えに来た星が琴里に言った。「うん。まだパパとママが来ないの。」
と琴里が言うと、星のお母さんが「そうなの。だったらおばさんが送ろうか?。」琴里は、首を横に振った。
「そう。それじゃあ、パパにもよろしく伝えといてねー。」
 それから何分か、1つの車がきた。そして車から降りる、と「琴里ちゃーん」とその男の人が呼ぶ。
すると琴里が「えっ、お兄ちゃん。」と驚いた。
そしたら横にいた先生が「知り合い?」と聞くと琴里が首を縦に振った。
そしてその男の人がきて「えっと、河合琴里を引き取りに来ました。河合翔です。」と言った。
「えっっとー琴里ちゃんとは、どう言うご関係ですか?」と先生が聞くと琴里が「この人わね私の叔父なの」と言った。
それから先生の許可がおり車に乗っていると、琴里が「ねえ、パパとママは?」と聞いた。
すると沙有里がすごくとまどっていたが言った。
「真剣に聞いて欲しい。今日琴里ちゃんのパパとママは事故にあったんだ。今、病院に運ばれたんだけど、重症らしくて・・・。」琴里は動きを止めて戸惑った。
「・・・・・・・。えっとー。それは本当なの?。」と、翔が「うん。信じたくないと思うけど本当なんだ。俺も信じたくない・・・。」
 
 そのあと、琴里の親が運ばれた病院に行くと、病院の先生に「我々の手を尽くしましたが傷口が深く、出血も多くて・・・。お亡くなりになりました。」と頭を下げられた。
すると隣にいた沙有里が「えっ・・・」と言う。
と顔がこわばってる沙有里を見た琴里が「パパとママは大丈夫だよね?」と聞く。
 
 車に戻り沙有里は、困った顔をした後、打ち明けた。
「琴里のパパとママは、助からなかったって」と。すると琴里は、意味を理解したのか泣きながら言った。
「た、助からなかったってことは・・・。ぱ、パパとママは死んじゃったてこと!もうこの世からいなくなっちゃうの?そんなの嫌だよ。嫌だ。私からいなくなるの?ウッうう」と私は大泣きした。
すると沙有里が大泣きしている琴里を見ながら言った。
「大丈夫か?悲しいよな。良いよ、泣いて良いよ。俺がそばに居るから。」と、言ってくれて私は思う存分泣いた。〜

 



 その後、翔兄に引き取られた。だが、当時まだ19歳か20歳の翔兄には当時2年生の琴里を育てるのは難しかった。
だがママの母と父はもう既に他界しておった為、結局パパの母と父に引き取られたのだった。
なので、幼馴染みとお別れしなければならなくなった。
悲しい気持ちをグッとこらえて琴里は、お別れ最後の最後まで泣くのを我慢していた。
お別れして車に乗ってみんなから見えなくなった後、琴里は泣いた。そりゃあそうだ。産まれた時からずっと一緒だったのに突然お別れになったのだから。
それから、違う学校に馴染めずにいた琴里。親がいないだ。と言われ、よりいじめられる様になった。
だが、琴里はその事を祖父母や翔兄に言わずに「新しい学校楽しいよ。」と嘘をついていた。
琴里は学校には本当は行きたくないのに、毎日休まず行った。だが、いじめはもっとヒートアップしていくばかり、時には、物を盗まれたりする事もあった。
でも、物が盗まれても、祖父母、翔兄には絶対言わず「物、失くした」というだけで、本当のことは口が裂けても言うつもりがなかったのです。
ですが、翔にいは、それに違和感を覚えたのか、担任の先生の所へ聞きに行きました。でも、担任の先生も知らないと言われ翔兄は、勘違いだと思ってしまったが、担任の先生が「少し琴里ちゃんの事を見て見ます。」「何かあれば、お電話させていただきます」と先生が言ってくれたので翔兄は「はい。ありがとうございます。」と言い学校をあとにした。

 家に帰った翔兄だが、琴里はいつも通りだった。なのに、服が少し汚い。朝は綺麗だったのに。翔は思った。(やはり、学校でいじめられているのでは?)と。
だが琴里に聞いても「学校は楽しいよ。いじめなんて受けてない」としか言わない。

それから約2週間が過ぎた、ある日、担任の先生から1本の電話が掛かって来た。
「琴里ちゃんの件なのですが・・・」と先生はいった。それを聞いた翔は焦った。
「琴里に何かあったんですか?」「その・・琴里ちゃんのいじめについてなんですが・・、今日中休みに遊びから帰って来た琴里ちゃんが傷だらけで帰って来たんです。」と。
翔は膝をついてしまった。
先生は、それに続けて言った。「どうしたのと聞いたら、遊具から落ちたと言いまして・・そのあと気になってクラスのみんなに聞いてみたんです。
そしたらみんな私からめをす向けて・・・みんなを追い詰めたら全部話してくれました。
やはり琴里ちゃんは・・・いじめられてたそうです。気づいてあげられなくて申し訳ありませんでした。」と先生は謝ったそれを聞いた翔は後悔した。
(もっと、きちんと琴里の話を聞いていれば良かった。)と思った。そのあとも先生から話を聞いた。

 「お忙しい中ありがとうございました。」と言い電話を切った。

その日、先生から伝えられた出来事を琴里に聞いた。
「あのさ・・・。先生から聞いたんだけど・・・。琴里って」と言っていたら話をさいぎる様に琴里は言った。「何を言うのかと思ったら・・・
















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