『絶対言わないでください!』保健室で起きたヒミツ♡の話
「センセ」



え…



久しぶりでもすぐにわかる

その声



「…」



彼を見たら

声が出なかった



「よかった
センセーいた」



ここに来てくれたことが嬉しかった



「おめでとう…
卒業、おめでとう
…
3年間、よく頑張ったね」



直接言えてよかった



「そんな顔しないでよ、センセー」



笑顔で言えてなかったかな?

私



「センセーもよく頑張ったね
3年経ったね…
…
オレみたいな生徒がいて大変だったでしょ
辞めないでよく頑張ったね」



「大変なんか…思ったことないよ」



「ホントに?
ならよかった
…
今日のセンセーのさ
その格好、スゲーかわいい」



「あ、袴?
着てみたかったの」



「いつものセンセーと違って
なんか照れるけど…
その髪も似合ってる」



そんなことを言われて

まだドキドキしてしまう



「でも、いつもの白衣も好きだった」



好きだった



その言葉にときめいてしまう



でも
もぉ過去形になてっる

もぉ思い出なんだよ
< 58 / 64 >

この作品をシェア

pagetop