太陽の王子様と月の御令嬢〜禁断の恋は焦ったい?〜
学園が終わった後、ブラッドと共に馬車で王城へ行き、陽が沈むまでブラッドと話してから仕事へ行くのが習慣になっていた。

周囲はそんな二人を温かく見守っていた。
そんな時、ある変化が起きた。

ブラッドと関わりを持ち出してからというもの、昼間はゾンビのようだったのだが太陽の光も当たっている時間でも少しずつではあるが通常の状態をキープ出来る様になった。

完全防備しなければ昼間に歩けないほどだったが、徐々に薄着になっていく程に、ティアラは人々の目を惹きつけるようになったのだ。

"月の女神"と呼ばれ、最強の武人。
そして超美少女なのである。

もうティアラを馬鹿にする声は聞こえない。 
リンナが仕掛けた「クマちゃん事件」から実力を知ったクラスメイトは、一定の距離を保ち近付かなくなった。
勿論、イジメは無くなり平和な学園生活を送っていたのだが……。

マジェストは違う意味で忙しくなっていた。

学園の注目を集めるティアラに近付く奴等を牽制しなければならないからだ。
クラスメイト以外は、殆ど正体を知らない。

無闇にティアラに近づくと……。
< 43 / 75 >

この作品をシェア

pagetop