屋上で廿樂くんと、ヒミツのこと。
「心優、図書室行くんでしょ?」
「あ、うん…!」
とりあえず、今は先生に任されたポスター作りが優先だ。
廿楽くんと手を繋いだまま、私たちは図書室へと向かった。
***
「へぇー、ここが図書室なんだ。初めてきた」
「ふっふっふ〜。ここ、穴場スポットだと思わない?」
うちの学校の図書室は、ほとんど人がいないからガラガラ状態。
結構大きいし種類も豊富そうな割に、生徒1人も見当たらない。
……というのも、そもそも図書室の場所に問題アリだからだ。
「でも、上がってくるのしんどいよね…」