切なさが加速する前に
♪切なさが加速する前に


 色褪せたポスターが冬の気配に震えた
 伽藍堂な心に沁み込んだブルース

 真夜中に吹く風に誘われ夜空を仰いだ
 失くした時間と訳したSAUDADE

 お互い戯言に気づかない振りして
 過ぎた時間に覚えたジェラシー

 切なさが加速する前にFOOLに酔えたらいいね
 虚しさが笑い出す前にCOOLに酔えたらいいね
 悲しみが溢れ出す前にFOOLに酔えたらいいね
 儚さ が語り出す前にCOOLに酔えたらいいね
 切なさが加速するブルースを聞かせて




 ため息を数える やり場ないもどかしさ
 逃れる思いで求めたブルース
 
 夜の静寂(しじま)で探した君の横顔
 渇いた心が映した ダイアローグ

 君の細い肩 震えた エピローグ
 突然 甦った プロローグ
 
 切なさが加速する前にFOOLに酔えたらいいね
 虚しさが笑い出す前にCOOLに酔えたらいいね
 疵(きず)痕(あと)が 疼(うず)き出す前にFOOLに酔えたらいいね
 色褪せた 季節の中でCOOLに酔えたらいいね
 切なさが加速するブルースを聞かせて






















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本作は、少年期に私が夢中で調べ、創作していた「ホツ・マツアと7人の王子の伝説」をもとにした、現代と幻想が交差する物語です。 物語の舞台は、海辺の町。 主人公・マツアは、ある“王の血”を引いており、地上と海底、二つの世界の狭間で揺れ動く存在です。 しかし彼の願いはただひとつ。 「世界」ではなく、「たった一人の先輩を守りたい」――その真っ直ぐな想いが、やがて世界の選択をも変えていくことになります。 ファンタジー要素を含みつつも、本作は恋と成長の物語です。 『FOOLという名のBAR』と同様、誰かの心の奥に静かに届く作品であれたら嬉しいです。

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