故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~

ー夏休みの最後はクルージングー



「依里、まずは日焼け止めを塗ろう」

「あっ、はいっ」

腕、足、首と塗っていくが背中は届かない。

「ふふっ、依里。こういう時は?」

「…晴人さん、お願いします」

「喜んで」

日焼け止めを晴人さんに渡し、ベランダにあるビーチチェアに寝そべる。

水着の紐を解き、クリームを塗っていく。
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