故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~


腰にゾクゾクと震えが走る。

「じゃあ、こっち向いて。その真っ赤になった可愛い顔を見せて」

「っ、う~」

「俺だけの可愛い依里、まだ粘るの?」

観念して、晴人さんを見上げると

誰もが見惚れる艶っぽい笑みを浮かべて私を見ていた。


「やっと見てくれたね。もう少し遅かったらお仕置きだったよ」
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