故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~


「あぁ、これで赤くなってたのか」

好きって打つだけであんなに照れるなんて…。

「あぁ…、どれだけ夢中にさせるの?」

画面越しに彼女の赤くなった頬を撫でる。

俺付きの運転手がチラッと俺を見る。

俺がこれほど楽しそうにしているのを見るのは初めてだからだろう。

「このことはまだ父に言う必要はない」

「…かしこまりました」

ーー君の隣は俺のものだ。
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