黒川と私。
「いやぁ...ホント美耶可愛かったよぉ...」
グズグズと泣く私を摩る美耶に言う。
「でも、誓いのキスはいやだったぁ...」
「私も七海の結婚式本当は嫌だったんだからっ!」
ふふっと笑う私と美耶。
「「ママ、そのひとだぁれ?」」
「んー?みやちゃんよ?ママの親友っ!!」
「みやですっ!はじめまして、海和ちゃん、美海ちゃん」
「みわとなまえにてるー」「みうとなまえにてるー」
周りの人は皆、「か、可愛いっ」と声を漏らしていた。