天使な副総長様
天使の動き出した時

*天使の家族団欒











『ーーを守れなかった気分はどう?副総長様』

『仲間を守れないなんて、副総長が務まってるのが不思議だね』

『仲間を守れない副総長が存在していいの?』



悪魔が天使に放った数ある言葉



それは天使を縛り続けている鎖



鎖で羽を縛られている天使は自由に空を羽ばたけない



血濡れになるーーと涙を流しごめんなさいと何度も繰り返している姫



脳裏にこびりついて離れない、忘れたいけど忘れてはいけない記憶




天使は誓った



『もう、誰も傷つけない』



"仲間を守るのに命は惜しまない"、と_____……













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