キミへの気持ちが消える前に
「2人とも着いたよー」

ゲームに集中してた私たちにあっきーママが声をかけてくれた。

「わぁ、やっぱ大きいね」

「うわぁ、すげぇ人なんだけど」

あっきーの言う通り開園前なのに人が多い。

「本当。クリスマスだから多いのかもね」

遊園地もショッピングモールもすごく混んでそう。


「はい。車止まったから降りていいよ」

「あっきーパパありがとうございます!」

「2人とも楽しんでね」

「彰人、華ちゃん泣かせるなよ」

「父さんうるさい。華行こ」

「うん!行ってきます!」

あっきーの両親に挨拶をして2人で歩き始めた。
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