片想いをしていたエリート同期がお見合い相手でした。


 私は“あの頃”は、こういう関係になることを願っていたはずなのに寂しさを感じた。


「この後、もう少し時間ある?」

「ううん。今日は一日フリーだよ」

「じゃあ、もう少し付き合ってくれる?」


 私が頷くと車は出発した。私がどこに行くのか問いかけるけど「内緒」と言って教えてはくれなかったが、車に乗ること三十分で目的地に到着した。


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