マーメイド・セレナーデ
第五楽章


会えない時間が愛を育むだなんて戯れ事を信じる気にはなれないけれど。


遠く、離れた距離に居てもいつだって想っている。


冷たいシーツの感触に寂しさを突き付けられるけれど。



それでも、
あたしにとって、すべて彼を中心に回っているから。

< 128 / 302 >

この作品をシェア

pagetop