偽りだらけの私の世界に、本当をくれたのは君でした。
告白は何回もされたことがあるけど、好きだと思わない人と付き合うのも失礼だ。
いつか、そういう大切な人はできるのだろうか。
ふぅ・・・と1人息を吐いた。
今はそんなこと考えてる暇はない。
目の前のことに集中しなければ。
***
「では、人権作文コンクール、最優秀賞。三年B組赤崖夜天、二年A組不知火空翔」
全校の前で呼び出された私と不知火さんは静かに立ち上がって、壇上に上がる。
最初に不知火さんが、読み上げる。
ゆっくり、聞き取りやすく読まれていく。
・・・泣きたくなる、声。
そう、思った。
紙を見ないで、前を見て少しだけ微笑んでいる。
そんな不知火さんに、みんなは息を呑んで見ている。
中には、顔を赤くして泣いている子もいた。
それだけ、不知火さんはすごかった。
いつか、そういう大切な人はできるのだろうか。
ふぅ・・・と1人息を吐いた。
今はそんなこと考えてる暇はない。
目の前のことに集中しなければ。
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「では、人権作文コンクール、最優秀賞。三年B組赤崖夜天、二年A組不知火空翔」
全校の前で呼び出された私と不知火さんは静かに立ち上がって、壇上に上がる。
最初に不知火さんが、読み上げる。
ゆっくり、聞き取りやすく読まれていく。
・・・泣きたくなる、声。
そう、思った。
紙を見ないで、前を見て少しだけ微笑んでいる。
そんな不知火さんに、みんなは息を呑んで見ている。
中には、顔を赤くして泣いている子もいた。
それだけ、不知火さんはすごかった。