スパダリ御曹司に年下看板娘は、溺愛で包囲されました。


「ごめんくださーい」


 作業しているとお客さんがやってくる。接客は私の仕事なので私は「はーい」と返事をしてそちらに行く。


「あっ、純鈴ちゃん。今日もいつものもらおうかねぇ……あと新茶も二つちょうだい」

「いつもありがとうございます。今、用意しますね」


 この人は明美さんと言ってここの常連さんでありおばあちゃんとは同い年。いつも煎茶と茎茶を二つずつ買って行く人だ。

 カゴに煎茶と茎茶、新茶を二つずつ入れ合計六つ入れ電卓で計算すると金額を言う。


「ありがとねぇ……そういえば聞いた? もうすぐ商業施設が建つでしょ?」

「そうですね。結構大きいとこですよね?」

「そうそう! そこ、お茶屋が入るらしいよ! 結構大きくてね、茶葉とか販売だけじゃなくて若い子が好きそうな飲み物とか売るらしくて」


 明美さんが言っている商業施設は全国に展開しているものだ。来月オープンするということでこの辺のスーパーとかは危惧していたのだけど……まさか茶屋も入るだなんて聞いてないよ。


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