【短編】もっと俺のことかまって

「本当にバカなんだから」

「え?」

「もう、嫌われちゃったのかと思った」



目を潤ませている先生の顔がすぐ近くに映る。



「もう、会いに来てくれないのかと思った」

先生はそう言いながらまた俺の胸に顔を埋める。



「嫌いになれるはずないじゃん…。先生のバカ」



俺は先生の髪の毛を優しく撫でる。

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