ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
「あれを陸上にあげるのは難しい気がするんだよねえ。もしかしたら、餌で釣れるかも」
「餌」
「うん。餌」
餌と一言で言っても、あの魔物がなにを好むのかがわからない。何を餌として差し出すのだろうか。
「人魚の住処に毒だの呪いだの流していたところからして、あの魔物が好むのは人魚でしょ。もしかしたら、人間でもいいかもだけど」
マルは平然と言うが、その発言は聞きたくなかった。さすがに、人魚に囮をやれというのは無理がある。
「砂浜に上げてからも大変だろう。あいつの動きを止めるためには、どうしたらいい?」
いったん囮のことは脇に置いておくとして、先に考えなければならないことがある。エドに視線を投げかけられ、しきりに首を捻っているヨアキムは思案の表情だ。
「止めるのは無理でも、網のようなものを絡めてしまえば身動きは取りにくくなりますよね」
「長くは持たないだろうけど、僕が魔力で攻撃したら、動きを止めることはできるんじゃないかな」
イドリスが手を上げる。彼と同時にシアも攻撃すべきだろう。どこまで通じるか未知数だけど。
(あんな魔物がいるなんて、聞いたこともなかったもの)
「餌」
「うん。餌」
餌と一言で言っても、あの魔物がなにを好むのかがわからない。何を餌として差し出すのだろうか。
「人魚の住処に毒だの呪いだの流していたところからして、あの魔物が好むのは人魚でしょ。もしかしたら、人間でもいいかもだけど」
マルは平然と言うが、その発言は聞きたくなかった。さすがに、人魚に囮をやれというのは無理がある。
「砂浜に上げてからも大変だろう。あいつの動きを止めるためには、どうしたらいい?」
いったん囮のことは脇に置いておくとして、先に考えなければならないことがある。エドに視線を投げかけられ、しきりに首を捻っているヨアキムは思案の表情だ。
「止めるのは無理でも、網のようなものを絡めてしまえば身動きは取りにくくなりますよね」
「長くは持たないだろうけど、僕が魔力で攻撃したら、動きを止めることはできるんじゃないかな」
イドリスが手を上げる。彼と同時にシアも攻撃すべきだろう。どこまで通じるか未知数だけど。
(あんな魔物がいるなんて、聞いたこともなかったもの)