命の玉
私は帰るふりをしてお兄さんたちの後についていった。
すると大きめのお屋敷にたどり着いた。ボロボロで、屋根がはがれている。昔からある建物みたい。社会科の教科書でよく見る雰囲気。私の家とどっちが広いかなぁ、くらいの大きさ。
お兄さんたちはお屋敷に入っていく。中は暗い。怖いけど、お兄さんたちが前を歩いているし、大丈夫!
私は勇気を出してお屋敷へ入った。待っててね、りさ。今助けるから。
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