命の玉
あれからどれほど経っただろうか。数えきれないほどこけしに襲われた。そのたびに曲がり角まで全力疾走していたから疲れて足が震える。少しここで休憩してから進もう。
そう思ってその場に座り込んだ時
ガタッだだだだだだだだだだだ!
背後から物音が聞こえる。こけしが来ている!
でも私は疲れていたし、息が抜けていたから、逃げることができなかった。こけしが迫ってくる。
こけしが私に向かって大きくはねたところで、私の意識は途切れた。
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