保健室で秘密の関係
「だから友達じゃ駄目だったんだ。俺の都合っていったのもこういうこと。悪いな。せっかくのデートに恋人のフリまでさせて」
「ううん」
半分くらい騙された形で連れて来られたけど、自然と怒りは湧いてこなかった。
「黒炎、朱里さんどうぞ」
「ありがとうございます」
「マスター、ありがとな」
「柊君。それ、好きなの?」
「ん?あぁ、大好物だぞ」
「黒炎はここに来たら、いつもコレなんだよ」
「へぇ〜」
「なんだよ」
「ううん」
柊君の前に出されたのは大きなオムライス。
大好物って言ってたけど、意外にも子供っぽいとこがあるんだ。柊君は美味しそうに食べていた。
「吸血鬼でも普通の食べれるんだね?」
私はマスターに聞こえないように耳元で話した。
「そうだな。普通の吸血鬼は人間の食べ物を口にすると砂の味がするというが、俺はどうやら違うらしい」
「そうなんだ」
「2人して内緒の話かい?イチャイチャして羨ましい限りだね」
「マスター、茶化すのはやめろ」
「ふふっ」
「霧姫?」
「なんでもない」
普段学校では見ない顔をしてる。私はマスターと初対面だから蚊帳の外だけど、柊君が楽しそうに会話してるのをみると自然と笑みがこぼれちゃう。
「マスター、このトマトジュースおいしいです」
「それは良かった。朱里さんもなにか食べるかい?」
「えっと……」
「朱里。口あけろ」
「ふぇ!?んぐぅ……もぐもぐ。おいしい」
「だろ?」
「見せつけちゃって。黒炎は朱里さんのことが本当に好きなんだね」
「朱里は俺の恋人だから」
「……」
さっきは聞き間違いかもって流してたけど、今ははっきりきこえた。
私のこと「朱里」って呼んだ。
恋人のフリ。フリなんだよね!?
「ううん」
半分くらい騙された形で連れて来られたけど、自然と怒りは湧いてこなかった。
「黒炎、朱里さんどうぞ」
「ありがとうございます」
「マスター、ありがとな」
「柊君。それ、好きなの?」
「ん?あぁ、大好物だぞ」
「黒炎はここに来たら、いつもコレなんだよ」
「へぇ〜」
「なんだよ」
「ううん」
柊君の前に出されたのは大きなオムライス。
大好物って言ってたけど、意外にも子供っぽいとこがあるんだ。柊君は美味しそうに食べていた。
「吸血鬼でも普通の食べれるんだね?」
私はマスターに聞こえないように耳元で話した。
「そうだな。普通の吸血鬼は人間の食べ物を口にすると砂の味がするというが、俺はどうやら違うらしい」
「そうなんだ」
「2人して内緒の話かい?イチャイチャして羨ましい限りだね」
「マスター、茶化すのはやめろ」
「ふふっ」
「霧姫?」
「なんでもない」
普段学校では見ない顔をしてる。私はマスターと初対面だから蚊帳の外だけど、柊君が楽しそうに会話してるのをみると自然と笑みがこぼれちゃう。
「マスター、このトマトジュースおいしいです」
「それは良かった。朱里さんもなにか食べるかい?」
「えっと……」
「朱里。口あけろ」
「ふぇ!?んぐぅ……もぐもぐ。おいしい」
「だろ?」
「見せつけちゃって。黒炎は朱里さんのことが本当に好きなんだね」
「朱里は俺の恋人だから」
「……」
さっきは聞き間違いかもって流してたけど、今ははっきりきこえた。
私のこと「朱里」って呼んだ。
恋人のフリ。フリなんだよね!?