私だけの怪獣
さっき、トイレに行ったときに見たがお腹には足跡の形をしたあざができていた。




もう少し弱く蹴ってくれても良かったのに、と思った。




「詩菜は、詩菜はいつもこうなのか?」




「いつもって?」



「こうやって体調悪ぃときも、たまに悲しくなった時も独りなのか?」



「んーそう、だね」



「そうか、俺と一緒だな」



「......そうかもね」




そして数分後、私は眠りにつき、紓木は寝ている私の事をずっと見守っていたらしい。
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