好きって言ってもいいですか?
Ⅶ 想いと混乱・・・昌
翠と付き合いだしてゆっくりと時間が過ぎていく。




毎日の電話やメール。




もう、ほんとに離れられない・・・(笑)




いつもより、時間が少し遅くなったのを




確認しながらメールを送る。




返事の代わりに翠から電話がかかってきた。




「翠!!」




俺の元気な声とは反対に元気のない翠の声。




「どうした?」




翠に聞いても顔が見えないから、何を考えてるのか




俺にはわからない。




「翠・・・?」




ほんとにどうしたんだ?




バイト先でなんかあったのか・・・?




俺がアレコレ考えてる所に翠の澄んだ声が聞こえてきた。




「会いたい」




翠のその一言を聞いて俺は




家を飛び出していた。
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