2番ではダメですか?~腹黒御曹司は恋も仕事もトップじゃなきゃ満足しない~
妙な展開から週が明けて。
私は会社で、そわそわと落ち着かなかった。
「結果が発表されました。
営業部からは紀藤さんの案が一次審査を通過しました」
夕方になり、立ち上がった富士野部長が皆に聞こえるように発表する。
「え……?」
今、私の案が通過したって聞こえた気がするですが、気のせいでしょうか……?
「おめでとうございます、紀藤さん」
席まで来た部長が、祝うように私の肩をぽんぽんと叩く。
「あ、ありがとう、ござい……ます」
それでようやく、実感が湧いてきた。
部長からは絶対に採用されろと脅されていたし、そのための努力もした。
それでも、私の案なんて……と、自信がなかったのも否めない。
なのに、一次を通過したなんて。
じわりと嬉しさで涙が滲んでくる。
しかしまだ採用されたわけではないのだ。
感動で泣くのは、今じゃない。
「私も見せてもらいましたが、よい企画書でした。
次のプレゼンも突破して、正式な商品になるように頑張りましょう」
優しい笑顔で褒められ、気分があがっていく。
「はい!
頑張ります!」
こんなふうに部長に褒められたら、頑張るしかないな!
などと誓った数時間後。
私は会社で、そわそわと落ち着かなかった。
「結果が発表されました。
営業部からは紀藤さんの案が一次審査を通過しました」
夕方になり、立ち上がった富士野部長が皆に聞こえるように発表する。
「え……?」
今、私の案が通過したって聞こえた気がするですが、気のせいでしょうか……?
「おめでとうございます、紀藤さん」
席まで来た部長が、祝うように私の肩をぽんぽんと叩く。
「あ、ありがとう、ござい……ます」
それでようやく、実感が湧いてきた。
部長からは絶対に採用されろと脅されていたし、そのための努力もした。
それでも、私の案なんて……と、自信がなかったのも否めない。
なのに、一次を通過したなんて。
じわりと嬉しさで涙が滲んでくる。
しかしまだ採用されたわけではないのだ。
感動で泣くのは、今じゃない。
「私も見せてもらいましたが、よい企画書でした。
次のプレゼンも突破して、正式な商品になるように頑張りましょう」
優しい笑顔で褒められ、気分があがっていく。
「はい!
頑張ります!」
こんなふうに部長に褒められたら、頑張るしかないな!
などと誓った数時間後。