冷たく温かい私の好きな生徒会長
 えーと、この本は…上だ、届くかな…

 「よいしょ…」
 
 届かない…
 後ろから手が伸びてきた

 「届かないだろ…」

 「…ありがとうございます」

 「あー、お前さ、友達と生徒会来るとか、まじでストーカー?」

 「違います!」

 「ふーん…続きやるぞ。ストーカーちゃん」

 小野会長は、いじわるな顔をして、続きをしている

 「あの、これまとめてもらっていいですか?」

 「あっ、はい。これは何ですか?」

 「新入生はまだ、もらってないよね。学校新聞みたいなもの」

 「そうなんですね。わかりました」

 小野会長は、忙しそうだし…一言かけて向こうでやろうかな

 「あの、小野会長…」

 「あぁ、聞いてた」

 「私、向こうでやってきます」
 
 そして、私は、窓際の席で作業を始めた
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