乳房星(たらちねぼし)〜再出発版

【愛は別離(わかれ)】

時は、2001年10月5日の朝10時頃であった。

またところ変わって、近鉄賢島駅《きんてつかしこじまえき》のすぐ近くにある豪華ホテルにて…

ホテル内にある豪華レストランに大番頭《おおばんと》はんの三女さんの君波ゆいさん(私より2つ上)とゆいさんの女子大学時代(フゾクの女子中・高校からをふくむ)の知人の姫原奈知子《ひめばらなちこ》さんと美沢玲奈《みさわれいな》さんと才之原麻美《さいのはらあさみ》さんの3人と尾儀原(健太の家)と鳥居(ゆりこの家)と大杉(小太郎の家)の3家の家族たちとプラス2名が座っていた。

奈知子さんは、東京で通訳ガイドのお仕事をしていた。

保有している資格は、世界9ヶ国語の語学検定一級・TOEIC900・全商《ぜんしょう》日商《にっしょう》の簿記一級・パソコンワードエクセル一級・ファイナンシャルプランナー一級・秘書検定一級…である。

玲奈さんは、医療事務のお仕事をしていた。

保有している資格は、医療事務・世界9ヶ国語の語学検定一級・TOEIC900・全商《ぜんしょう》日商《にっしょう》簿記一級・パソコンワードエクセル一級・秘書検定一級・ファイナンシャルプランナー一級…である。

麻美さんは、看護婦さんであった。

保有している資格は、正看護師・ベビーシッターなどの福祉関連の資格…である。

3つの家の家族は…

尾儀原家

健太・敏江・周布作《しゅうさく》・美月・秀和・温大《はると》…

鳥居家

ゆりこ・友代《ともよ》と鹿之助(ゆりこの両親)

大杉家

小太郎・素史《もとふみ》(小太郎の祖父)・禎二《ていじ》とかなえ(小太郎の両親)・まゆき(26歳・小太郎の妹・華の女子大生)

プラス2は、小太郎の伯母の角茂谷《かもくだに》シズ子とイトコの孫市(36歳)…

…であった。

美月の夫・伊織は、重度の認知症の祖父の介護を手伝うためにドイナカの地域にある実家へ帰省《かえっ》たのでここにはいなかった。
(尾儀原の家に帰る時期は未定…というよりも、当人は美月と離婚するために介護の手伝いを利用している可能性もある…)

10時10分頃であった。

チマチョゴリ姿のドナ姐《ねえ》はんがレストランに入店したと同時に話し合いが始まった。

チマチョゴリ姿のドナ姐《ねえ》はんは、きびしい口調で言うた。

「今から6年前(1995年)の5月6日と10月7日に尾儀原・鳥居・大杉の3つの家がよーくんに対して暴力をふるった事件については、うちは今でも怒っています!!…ゆりこちゃんは、よーくんが素直によろこんでくれなかったことに腹を立ててものをぶつけた…健太くんは、よーくんと大杉くんと同じ英才であることを理由によーくんにボロクソになじった…などで、よーくんの心はズタズタに傷つきました…そういうことで、3家には、鉄拳制裁《よりきびしいバツ》を受けていただきます!!」

ドナ姐《ねえ》はんが言うた言葉を聞いた健太と小太郎は『なんでバツを受けなアカンねん…』とつらい声で言うた。

ドナ姐《ねえ》はんに異議を唱えた健太に敏江が、小太郎にかなえがそれぞれ怒鳴りつけた。

「健太!!」
「小太郎!!」

健太は、ものすごくつらい声で敏江に言うた。

「なんでバツを受けなアカンねん…」

敏江は、ものすごく怒った声で健太に言うた。

「あんたがよーくんに暴力をふるったからうちらはバツを受けることになったのよ!!」

その一方で、プンとした表情でひねくれているゆりこに対して、友代が困った声で言うた。

「ゆりこちゃん!!」
「なによぅ〜」
「ゆりこちゃんがよーくんに暴力をふるったことが原因で、健太くんと大杉くんとうちの3つの家はバツを受けることになったのよ…」
「ゆりこ!!悪くないもん!!」
「ゆりこ!!」

(パチーーーーン!!パチーーーーン!!パチーーーーン!!パチーーーーン!!パチーーーーン!!パチーーーーン!!パチーーーーン!!)

ブチ切れを起こした鹿之助は、平手打ちでゆりこの顔を7回たたいた。

ゆりこの顔をたたいた鹿之助は、全身をブルブル震わせながら泣いていた。

友代は、ものすごくあつかましい声でゆりこに言うた。

「ゆりこちゃん!!おとーさんがなんで怒っているのか…分かっていないみたいね!!」

友代にあつかましく言われたゆりこの両目は、真っ赤に染まっていた。

真っ赤に染まった両目から赤色の涙がたくさんあふれ出た。

つづいて、素史《もとふみ》が右手にこぶしを作ったあと小太郎の頭をゴツーンと殴った。

「オドレ小太郎!!」

(ゴツーン!!)

一緒に同行している家政婦さんの横にいるまゆきがひどくおびえていた。

家政婦さんは、ひどくおびえているまゆきを抱きしめた。

小太郎の横にいるかなえが怒った声で言うた。

「小太郎!!」
「なんやねん…」
「なんでおじいさんのげんこつを喰らったのか…分かっていないわね!!」
「分かんねえよぉ〜」

このあと、ゆいさんは3家に受けてもらうバツを発表した。

「これから尾儀原・鳥居・大杉の3つの家に対して受けていただくバツを申し上げます…姫原奈知子さんと尾儀原秀和さん・美沢玲奈さんと尾儀原温大さん・才之原麻美さんと大杉小太郎さんを強制的に結婚させます…そして、秀和さんと温大さんと小太郎さんの3人は、姫原・美沢・才之原のそれぞれの家に強制的にムコヨウシに行っていただきます!!」

ゆいさんの伝言を聞いた秀和と温大は、素直に『お願いします』と言うて受け入れた。

しかし、小太郎は『イヤや!!』と言うてキョヒした。

かなえは、ものすごく怒った声で小太郎に言うた。

「小太郎!!」
「なんやねん〜」
「お願いしますと言いなさい!!」
「なんでお願いしますと言わなアカンねん〜」
「おじいさんの怒りを鎮めるために言うのよ!!」
「ふざけるな!!」

かなえからあつかましく言われた小太郎は、ワーッと叫びながら素史《もとふみ》に向かって行った。

そして…

(ガーン!!)

小太郎は、グーで素史《もとふみ》の右肩を殴った。

殴られた素史《もとふみ》は、小太郎に対して『オドレはカンドーだ!!出ていけ!!』と怒鳴りつけた。

小太郎は『ああ、そうするよ…出て行ったらぁ〜』と言うてレストランから飛び出した。

かなえは、ものすごく困った声で禎二《ていじ》に言うた。

「あなた〜」
「(ものすごく困った声で)なんぞぉ〜」
「小太郎は、やっぱり結婚には向いてなかったみたいね〜」

それを聞いたドナ姐《ねえ》はんが怒った声で言うた。

「それは違うわよ…小太郎さんが結婚に向いていないのよ!!」

ドナ姐《ねえ》はんから厳しく言われた禎二《ていじ》は、ひねた声で『どっちでもええねん…』と言うた。

ドナ姐《ねえ》はんは『コラ!!』と言うて怒った。

小太郎がキョヒしたので、麻美の結婚相手はイトコの孫市に変更された。

孫市は、大杉の家のゼニと素史《もとふみ》の顔を利用して関西の大学へ行ったことなど…ぎょーさんメーワクをかけていた。

…ので、バツを受けることになった。

その後、3組の夫婦は婚姻届にショメイナツインした。

婚姻届は、それから2時間後に居住地の役場に強制的に出された。

時は、午後2時半頃であった。

またところ変わって、近鉄賢島駅《きんてつかしこじまえき》のプラットホームにて…

ゆいさんとドナ姐《ねえ》はんと奈知子さんと玲奈さんと麻美さんの5人は、京都行きの伊勢志摩特急に乗って再び旅に出る予定である。

5人が列車に乗り込んだあと、付き人軍団の男たち2000人と子守女《こもりめ》さんたちと丁稚どんたち合わせて1000人が出発準備を始めた。

出発準備が整ったあと、それぞれ半数の付き人軍団の男たちと子守女《こもりめ》さんたちと丁稚どんたちが列車に乗り込んだ。

残りの半数は、駅に待機している三重交通のロゴ入りの特大バスに乗り込んだ。

列車は、午後3時頃に賢島駅を出発した。

京都駅には、夕方5時過ぎに到着した。

京都駅で列車を降りた一行は、関空特急はるか号に乗り換えて関西国際空港ヘ向かった。

関西国際空港には、夜7時前に到着した。

(ゴーッ…)

夜8時半頃であった。

一行は、最終便《さいしゅう》のソウルインチョン国際空港行きのアシアナ航空機に乗って日本から出国した。

奈知子さんと玲奈さんと麻美さんが帰宅する日は、未定である。

…って言うか…

奈知子さんと玲奈さんと麻美さんは、家に帰るのがものすごくイヤなので永久に帰宅することはないとしるしておく。
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