『四つ葉のクローバー』花言葉シリーズ
「教えてやる。あいつらはおまえに気があるんだ。この前、一緒に飲みに行ってベロベロに酔ったあいつらが自分で言ったんだ。一度おまえを抱いてみたいってな」再びベッドに押し倒される。あなたがわたしの中に入ってくる。
「ああ。いや。あ、あっ」
「社ではとぼけた顔をしていても、男どもはみんなおまえのいやらしい体に鼻の下を伸ばしているんだ」
「き、聞きたくないっ。そんな話やめてくださいっ」
「璃世。おまえは誰のものだ。言ってみろ。おまえのこのいやらしい体は誰のものなんだ!」

それは、その答えは聞かれるまでもない。わたしにはあなたしかいないから。
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