戦国武将織田信長の不器用な恋

第八章 片時も離れず

マミは気がつくと隣に信長様が倒れていた。

「信長様、大丈夫ですか」

マミの声かけに信長は気づいた。

「マミ」

信長はマミを引き寄せ抱きしめた。

「戦国時代に戻ってきたんですね」

「そうだな」

マミは信長の胸に顔を埋めて喜びに浸っていた。

「マミ、これでよかったのか」
< 75 / 90 >

この作品をシェア

pagetop