イケメンクラスメイトの推し愛が重い
*9.チャンス



結局一人で、たこやきやら綿菓子やらなんやら色々買ってしまった。


早く梅森くんのところに戻らなくては。



急いで梅森くんのもとへ走ると



───どんっ。



誰かにぶつかってしまった。




「す、すみません!」


「……いえ。平気よ。
走るの危ないから気をつけなさいよね」


「はい、すみませんでした」




ぺこ、とぶつかった女性に頭を下げ、


次は人にぶつからないように、気をつけて走った。






「………今のって…」




< 121 / 257 >

この作品をシェア

pagetop