死に戻り皇女は禁色の王子と夢をみる

ヴァレリアン一世の名が歴史に刻まれ、その治世について記されていたのは、分厚い本のほんの数ページほどだ。だが、その数十年の中で、彼は様々なことを成し遂げていった。

彼が王となってから、国には食べ物を求めて犯罪に手を染める子供がいなくなった。神に祈りを捧げる者も、血を吐くほどまでに働いて苦しむ者もいなくなった。

彼は王となるための知識や経験は歴代の王と比べたらないに等しかったが、民の声を聞き、民の生活を見て、努力し続けた。

その傍らで支え続けた王妃の名はクローディア。
ふたりは時折お忍びで孤児院を訪れては、子供たちと手を繋いで遊んでいたそうだ。
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