総長さんは慰めたい。(短)
「勝手に現れて勝手に消えていって、もう会わないとか、んな事をぬかしやがって」
「じ、事実じゃないですかっ」
「へぇ。じゃ、これでも?」
「え、あ……っ」
総長さんが私の顔に近づき、少しだけ顔に角度をつける。まさにキスの3秒前、という感じだ。
「そ、そーやって、また私を慰めたいんですか?」
「は?どーゆことだよ」
「私の事を憐れんでるんじゃないんですか?だから、最後に喜ばせてあげようと思って、それでキスしようと……」
そこまで言うと、総長さんは「はぁ?」と左右の眉毛が非対称に動いた。上がって、下がって……。物凄く不満そう。