御曹司の溺愛から逃げられません
社長……つまり瑛太さんに挨拶をしてから帰るってことになる。
先程話を切り上げてしまい、まだ何か言いたそうだったのが気にかかるが彼はまだ仕事中だ。
私の気持ちの整理もつかず、今日は早く帰って考えたい。
私は静かに彼の部屋をノックした。

「どうぞ」

「失礼致します。今日はこれで上がらせていただきます」

私は彼に声をかけると頷いていた。
まだ忙しいのかパソコンを打ちながら資料を確認している。
私はそっとドアを閉めた。

家への帰り道、何だかどっと疲れが出てきた。
< 60 / 101 >

この作品をシェア

pagetop