大切なもの
そして光の家で過ごす2泊3日が始まった。
お母さんが行ってきまーす!と言って30分がたったところで私は光に電話をした。
「もしもし!?」
「はい。」
「光!?」
「そうだけど。」
「今から来るねっ!!」
「おう!!OK!!でも今、俺しか居ないよ。」
「別にいいけど。とにかく、2泊3日分の荷物を持って光の家に来るね。」
「了解★」
私は2泊3日分の荷物と一緒に光への気持ちも持っていった。

「おじゃましま~す♪」
「いらっしゃい。*笑*」
「何その笑い!!」私はその時、光の笑顔が何だったのか気付いていなかった。「それより早く、荷物置いてこいよ。ちなみに、まゆは俺の部屋で寝ることになってるから!」
「何でよっ!!」
「だって、空いてる部屋ないんだもん。」
「まぁ、いっか。」そんな程度の返事しかしなかった私だけど、内心めっちゃ喜んでる。
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