俺様社長は純情な田舎娘を溺愛する
「果穂、果穂、大丈夫か?」

意識が浮上すると心配そうな翔の顔。

額には浸り落ちそうな程の汗、自分よりも苦しそうに見えるその姿に果穂は心配になる。

「か、翔、さんは、大、丈夫ですか?…」

「良過ぎておかしくなりそうだ……痛いか?」

「大丈夫、です。」
いっぱいいっぱいで涙が溢れてしまうけど、辞めないで欲しいと精一杯強がる。

「少し、動いてもいいか?」
苦しそうな姿を見ていられず果穂は抱きつき、
「好き、にして…下さい。」
と告げる。
 
「こんな時に煽るな。」

翔は堪らず腰を打ちつけてしまう。
「……あっ…んっ……。」
果穂は堪らず声が漏れてしまう。

「果穂…」
愛しさが込み上げてぎゅっと抱きしめて果てる。
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